用紙選びの基本
名刺の仕上がりを大きく左右するのは用紙の選択です。一般的に使われる用紙は、厚さで区別されます。270gは標準的な厚みで、コストパフォーマンスが高いです。300gは少しだけ厚みがあり、品質感が向上します。350g〜400gは上質な手触りで、高級感を演出できます。
用紙の表面仕上げには、コート紙(つや有り)とマット紙(つや消し)があります。コート紙は写真やカラフルなデザインに最適で、色が鮮やかに再現されます。マット紙は落ち着いた印象で、テキスト主体のシンプルなデザインに向いています。最近ではスリコーコート(ツヤを抑えたコート紙)のような中間の仕上げも人気です。
印刷方式の選び方
名刺の印刷方式には大きく分けてオフセット印刷とデジタル印刷があります。オフセット印刷は大量印刷(500枚以上)に適し、コストが安くなる傾向があります。デジタル印刷は少量(100枚〜)から対応可能で、名前や住所を変えるバリアブル印刷も可能です。ビジネスパーソンの名刺なら100〜200枚程度が一般的なので、デジタル印刷が使いやすいでしょう。
仕上げ加工の種類
名刺をより印象的にする仕上げ加工には、以下のようなものがあります:
- ラミネート加工:表面にフィルムを貼り、耐久性と質感を向上
- 箔押し:ロゴや名前に金箔・銀箔を押し、高級感を演出
- 凸版印刷:文字やロゴを浮き出させて、手触りに特徴を持たせる
- 丸切り:角を丸く加工し、柔らかい印象を与える
- 透明部分:一部を透明にして、アクセントにする
印刷会社の選び方
印刷会社を選ぶ際は、納品スピード、品質、価格の3点をバランスよく確認してください。大手ネット印刷は安価で早納品が魅力ですが、品質のばらつきに注意が必要です。対面で相談できる店舗は、紙の実物を確認でき、細かい要望にも対応してもらいやすいです。初めての場合は、サンプルをオーダーして実物を確認することをおすすめします。