HTML文書では、特定の記号は予約語として扱われています。これらの文字をそのまま記述するとブラウザが誤解釈し、意図しない表示結果になることがあります。代表的な特殊文字として「<」「>」「&」「"」「'」の5つが挙げられます。タグの開始や終了を示す山括弧、属性値を囲む引用符など、HTMLの構造に直接関与する文字です。
これらの文字を安全に表示するためには、対応するエンティティコードへ変換する必要があります。例えば「<」は「<」、「>」は「>」、「&」は「&」と記述します。数値文字参照では「<」や「>」のようにUnicodeコードポイントで指定する方法もあります。
日本語環境では全角記号も注意が必要です。全角の「<」「>」「&」などはHTMLエンティティに変換する必要はありませんが、半角記号が混在する文章では変換漏れが起きやすくなります。特にプログラミング教程や技術ブログを書く際は、ソースコード中の記号を正確に変換することが重要です。
著作権記号「©」や登録商標「®」、通貨記号「€」「£」など、特殊な文字もエンティティコードで表現できます。国際化対応のWebサイト制作では、これらの文字参照を活用することで文字化けを防ぎ、あらゆるブラウザで正しい表示を実現できます。