契約書を作成する際、金額の表記には細心の注意が必要です。数字の改ざんを防ぐために、金額は漢数字で記載することが一般的な商習慣となっています。特に高額な契約では、アラビア数字だけで記載すると「1」に画線を加えて「7」に変えるなどの改ざんリスクが高まります。
契約金額を漢数字で記載する際の基本ルールとして、まず位取りの「一、十、百、千、万」を正しく使います。例えば「5,000,000円」は「五百万円」と表記します。このとき「五百」の「百」は位取りとして必須であり、省略すると意味が変わりますので注意が必要です。
さらに重要な契約では、大字(だいじ)と呼ばれる古い漢数字を使うこともあります。「壱」「弐」「参」「伍」「拾」などが代表的で、これらは通常の漢数字よりも画数が多く、簡単には書き換えられないという特徴があります。不動産売買契約や金銭消費貸借契約では、大字での記載が望ましいとされています。
税込・税抜の金額を記載する際には、それぞれの金額を正確に漢数字変換する必要があります。消費税の計算で生じる端数をどう処理するかも明記しましょう。数字→漢字変換ツールを使えば、複雑な金額も瞬時に正確な漢数字に変換でき、契約書作成のミスを大幅に削減できます。