体重だけでは分からない健康の真実
体重の数字は体脂肪、筋肉、骨、内臓、水分全てを合わせた総量です。理想体重の計算結果が「正常範囲」でも、体脂肪率が高い隠れ肥満のケースは少なくありません。特に日本人の約30%が隠れ肥満とされており、見た目は標準体型でも内臓脂肪が多い「メタボリックシンドローム」のリスクを抱えています。
体組成の主要な構成要素は体脂肪率、筋肉量、骨量の3つです。健康な成人男性の体脂肪率は15〜20%、女性は20〜28%が標準とされています。筋肉量は基礎代謝を決める重要な要素で、筋肉が多いほどカロリー消費が大きくなります。骨量は加齢とともに減少し、特に閉経後の女性は骨粗しょう症のリスクが高まります。
理想体重計算機の結果は体組成の第一歩と考えてください。体重が目標値に達しても体脂肪率が改善されていなければ、健康的な体重管理とは言えません。ウエスト周囲径が男性85cm、女性90cmを超えると内臓脂肪型肥満と判断されるため、体重と併せて確認することをおすすめします。